今週土曜日に行われる東武野田線のダイヤ改正、本当に必要なんだろうか??
ダイヤ改正の理由のひとつに、
「平日朝ラッシュ時間帯の大宮行き春日部始発列車を増発します 平日朝ラッシュ時間帯の大宮行き列車の混雑の平準化を図るため、現行の岩槻始発列車3本を春日部まで延長し、春日部始発列車を4本→7本に増発します。」(http://www.tobu.co.jp/news/2007/2/070207.pdf)
とあり、改正前後のダイヤを比較してみると 確かに春日部-岩槻間は増発するものの、岩槻-大宮間は以前と変わらない。それどころか、時間帯によっては減発になっているではないか!!!
船橋-大宮間全線上下線ともに改正前後のダイヤを比較してみると、1日あたりの運行本数が増発されるのは清水公園-岩槻間のみで、その他の区間は、すべて減発!!
とくに、柏-運河、岩槻-大宮間では1日あたり15本から17本もの減発になっている。
柏-運河間には、
つくばエクスプレス乗り換えの流山おおたかの森駅、
常磐線乗り換えの柏駅が、
大宮-岩槻間には、
東北・上越・長野新幹線、
埼京線、川越線、
京浜東北線、
東北本線、高崎線、
埼玉新都市交通・伊奈線乗り換えの大宮駅があるのに減発!!!
柏-大宮間では、今回のダイヤ改正で、とくに増発になる運河-春日部間のみが単線区間。
単線であるがために運行本数が少なくなってしまっていることは、はっきりと見えている。
ダイヤ改正を行う前に、この区間の複線化を考えるべきではないだろうか?
東武鉄道のダイヤ改正概要に細々と
「これにより、平均7分30秒の運転間隔だった区間も10分間隔となりますが、すべての列車が(上り)大宮行き、(下り)柏行きとなり、ご利用しやすくなります。」
とあるが、本当に今回のダイヤ改正で利用しやすくなるのだろうか??
流山から大宮に向かう時、武蔵野線を使うか、東武野田線を使うかどちらかだろう。
流山、南流山など市南部の地域では、南流山から武蔵野線で、
乗車35分(乗換時間除く) 540円
南流山 -> 南浦和 -> 大宮
(Yahooで検索)
初石、江戸川台など市北部の地域では、運河-初石(豊四季)間の駅から東武野田線で、
乗車61分 500円
流山おおたかの森 -> 大宮
(Yahooで検索)
といった具合ではないだろうか?
つくばエクスプレス南流山-流山おおたかの森(200円)を使い、
・速く到着したい場合は武蔵野線で、
・乗換えを少なく、安い運賃で、の場合は東武野田線で、
といった感じに、つくばエクスプレス、武蔵野線、東武野田線沿線から大宮方面に向かう際大きくかかわる路線だといっても過言ではないだろう。
また、今日のような強風で当たり前のように止まる武蔵野線のことなども考えると、東武野田線は迂回路線のひとつになるのではないだろうか?
東武野田線の今後の動きは、流山市に大きくかかわってきそうな気がする。
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